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じゃがいもの女王
「三島馬鈴薯」

市場評価される、こだわりの生産方法

日本一高価な馬鈴薯

三島馬鈴薯の品種はメークインになります。

馬鈴薯の生産は、昭和30年頃から始まり、昭和45年頃メークイン

が導入されました。標高の高さから生まれる昼夜の寒暖差、

特に夜の冷え込み(平地に比べて3~4度差開く)が野菜に

適度なストレスを与え、糖分を引き出し美味しい野菜を作ります。

火山灰の恩恵を受けた良質な土壌は保肥性が高く、傾斜地の

水はけの良さも相まって、野菜の生育に適しています。

そして「三島馬鈴薯」が高級野菜と言われる所以は、

その『肌の美しさ』にあります。

機械に頼りきらず、人の手による作業は「肌を傷つけないよう」

丁寧な収穫を行い、また店舗の棚でも傷まない状態で陳列を心

がけ、より美しい状態で提供することを努力しています。

             

美味しく人気の理由

「坂もの」野菜が美味しい

独自の環境

綺麗な水と、

代々受け継がれた土壌で

健康的に栄養を蓄える。

富士山の幾度にもわたる噴火により溶岩流が流れ、さらに火山灰が降り積もりました。

この溶岩流が水をよく通す性質を持っていることから、三島では湧水が豊富に湧き出るのです。

箱根西麓地域の水環境もまた充実したものとなっています。

さらに、自然がもたらした水はけがよく柔らかい火山灰土壌に加え、昔の人々の知恵と工夫で育てられた、豊潤な土壌により野菜はよく育ち、甘美なものとなります。

                     

たくさんの光と

                     

心地よい風を受けて育つ

富士を望む西麓地域は、箱根山の西南に位置します。

ここは南向きの斜面となり、日中は太陽の光が長時間当たるため、野菜はしっかりと光合成をし、栄養分をたっぷりと溜め込みます。

また、駿河湾から流れ込む風により、風通しがよく、野菜にとってちょうど良い温暖な気候となり、野菜はしっかりと根や葉を伸ばし、適度に柔らかい野菜に育っていきます。

箱根山の斜面で、

光と風を受けながら

のびのびと綺麗に育つ。

箱根西麓地域は、一年を通して地域一帯に霧が立ち込めます。霧が発生することで野菜にとって適切な湿度が保たれ、野菜の表面が乾燥せず気孔が開き、光合成速度が上がり良質な野菜が育ちます。

また、平地と比べ3〜4℃ほど気温が低い西麓地域では、朝晩になると霜が降りる ほどにぐっと冷え込みます。

野菜は昼にたくさんの光を浴び光合成を行い、糖を作ります。そして呼吸をします。

呼吸をすると、光合成で作り出した糖が消費されますが、冷え込みが強くなると呼吸はあまり行われず、糖の消費も抑えられます。

西麓地域はその独自の地形状況からバランスの取れた寒暖差を生み出し、野菜は糖度を溜め込み、栄養価高く実の詰まったものになります。

伝統と歴史

三島馬鈴薯

三島馬鈴薯部会 宮澤竜司さん

             

「三島馬鈴薯をはじめ、箱根西麓地域にはおいしい野菜がたくさんあります。」

「コロナ禍で外出が減る中だからこそ、地元の野菜に目を向けて味わって、楽しんでもらえたらと思います。」

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