「食から始める」
小さな支援活動〜交流の架け橋
ウクライナ支援活動
日本では既にウクライナから避難されてきた多くの人々が入国し、
文化も言語もまったく違う土地での生活をはじめました。
そして終わらない戦禍を目の当たりにし、
一部の人々は今後も長期的にこの国で生きていくことを考え始めています。
JAふじ伊豆三島函南地区本部は、
ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナから親族を頼って
三島市に避難されてきたご家族への支援を
行政・地域企業と連携し、豊かな生活を送れるよう
包括的な支援の取り組みを行っていきます。
「健康と食のサポート」
私たちがウクライナの人々を歓迎し、
受け入れようとする気持ちを形にし、
三島市に避難されてきた人々に農業を通じた
健康面でのサポートや食のサポートが少しでもできるよう、
箱根西麓三島野菜の無償提供を行なっております。
*避難してきた原ガンナさん家族への野菜の贈呈式
JAの藤沼和明常務理事
「様々な国で思想や文化は違うが、多くの人が平和に過ごしたいという思いは同じなはず。JAの相互扶助の精神で、原さん家族が安心して過ごせるよう全力で支援していく」と力を込める。
原さん
「心から感謝します。大変な思いをしているときに日本の皆さんのあたたかさを感じられてとても嬉しいです。戦争が終わったらウクライナが日本を支援できるような取り組みもしたい」とお話しくださいました。
今後も、毎月の野菜と米の無償提供を継続して行い、
地域の食文化を通して
日本の文化に触れられるお手伝いをしていきます。
避難されてきた人々は、戦禍を逃れ、
ようやく三島での生活をスタートさせたところです。
安心して三島で過ごしていただけるよう、
また我々の活動が地元の方々の支援活動のきっかけとなり、
その小さなきっかけから、国際交流の場へと
徐々にその役割を替えていけるよう
全力で努めてまいります。