彩り実る「とうもろこし」
ひと粒ひと粒が太陽の贈りもの
箱根西麓で太陽の光をたっぷり浴びて育ったとうもろこしは、ひと粒ひと粒にハリとツヤがあり、茹で上げた瞬間に甘く香ばしい香りが広がります。
生のままでも味わえるほどの強い甘みと、みずみずしく濃い味わいが特徴です。
この美味しさを最高の状態でお届けするため、糖度が最も高くなる早朝から収穫を始め、日が昇る頃には収穫を終えます。
日が高くなるにつれて甘みが徐々に抜けてしまうため、生産者は甘みが最も高まる瞬間を見極め、朝の涼しい時間帯に丁寧に収穫を行っています。
栽培されている品種も、ゴールド系、バイカラー系、ホワイト系など多彩です。
色合いの違いだけでなく、大きさや甘み、味わいのバランスもそれぞれ異なり、シーズンを通してさまざまなおいしさを楽しむことができます。
旬は6月上旬から8月下旬
とうもろこしを選ぶ際は、先端まで実が詰まり、手に持ったときにずっしりとした重みを感じるものがおすすめです。
また、ひげの量が多いものほど粒がよく詰まっていると言われており、甘く熟した濃厚な味わいを楽しむことができます。

美味しさを支える生産者の努力
今では夏の「坂もの野菜」を牽引するとうもろこしですが、かつては鳥獣による食害が大きく、生産が途絶えかけていた時期もありました。
それでも生産者たちは栽培技術の研究を重ね、他産地の事例を学びながら試行錯誤を続けてきました。
種苗会社と連携し、畑の巡回を繰り返すなど研鑽を重ねた結果、地域の気候や土壌に適した栽培方法が徐々に確立されていきました。
こうした生産者の情熱と努力の積み重ねによって、箱根西麓のとうもろこし畑は再び広がり、品質も大きく向上しました。
現在では、夏の味覚として親しまれながら、地域の特色ある農産物の一つとして箱根西麓三島野菜の振興を支える作物となっています。


「坂もの」が美味しくなる独自の環境





