「進化の一皿」

     

「進化の一皿」

和の鉄人 道場六三郎が認めた料理人

KURUHA 難波隆正シェフお薦め

「7月旬食野菜」

「三島馬鈴薯」

今回は、KURUHA難波隆正オーナーシェフに7月のお薦め旬食野菜を伺いました。

「三島馬鈴薯はとにかく肌がきれいで味が良い。水分を多く含み、どんな料理にも合うことから、馬鈴薯の可能性が広がる。新メニューも生まれやすい」

「皮までおいしい三島馬鈴薯だからこそ、素材の味を楽しめる調理法で提供している」

と難波シェフはおっしゃいます。

*「KURUHA」オーナーシェフ 難波隆正氏(なんばたかまさ)
・1995年  旬味寮よね山〈三島市〉
・1999年  懐食みちば〈銀座〉
・2005年  界 熱海(旧蓬莱旅館)〈熱海〉
・2008年  KURUHA三島店オープン(~2021)
・2022年  KURUHA伊豆長岡へ移転
・2024年  KUTOA裾野店オープン

皮まで丸ごと

*【定番メニュー肉じゃが】

KURUHAでは、旬の食材を使用した和食御前が味わえます。ごはんにお椀、そして色とりどりの副菜が並んだ和食御前を求め、特にランチタイムは2カ月先まで予約で満席の人気店です。

箱根西麓で作られる中でもKURUHAの定番メニュー「肉じゃが」は馬鈴薯が主役の一皿です。こだわりは馬鈴薯を二度揚げし、水分を閉じ込めながら中までじっくり火を通すこと。肌のきれいな三島馬鈴薯だからこそ、皮つきのまま調理できます。素材の味を感じられるように、仕上げに自家製のタレを絡めて完成。肉じゃがを求め来店するリピーターも多い人気メニューです。

「箱根西麓三島野菜」との出会い

箱根西麓三島野菜は、あえて選びたい食材。地元で採れた新鮮かつ、確かな味の保証がある。食材を味わう和食にはぴったりの食材です。

もっとブランド化して付加価値をつけても良いくらい自信をもつべき食材。品種も多く、ほとんどが地元産で提供できることも魅力も一つです。

「おもてなしの心」

*【三島馬鈴薯を使用した創作和食】

テレビで見ていた「料理の鉄人」に憧れ料理の道へ。県内や東京で和食を学び、お客様に「和食で幸せな気持ちになってもらいたい」という想いで念願の店を三島にオープン。味だけではなく、食事を楽しむ空間も大切にしてもらいたいという想いから、庭園を眺めながら食事を楽しめる現在の伊豆長岡に移転しました。

取材中も、1時間程度で馬鈴薯を使った様々な料理を即興で作ってくださいました。

難波シェフは「今日も、常に進化を忘れず、感謝の気持ちと愛情をこめたおもてなしの料理でお客様をお迎えする」と語った。

*【KURUHA】
住所:〒410-2204 静岡県伊豆の国市江間間之上371
営業時間:ランチ11:30~14:00/ディナー17:30~21:00
電話:055-928-9560

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